師走

師、と言うほどの者ではありませんが一応人様にモノを教える仕事をしています。この仕事は端からは暇そうに思われているらしいのですが、他の仕事と同じく、12月は本当に忙しい。学年末は3月なのですが、年末と学年末、2回の「末」を比べるとどちらがより忙しいかと言うと、私にとっては12月なのです。と言うのも、3月は、すでに授業が無く、他の仕事に割く時間が増えるからです。

厳密に言えば、12月から1月迄くらいが最も忙しい。学生が春休みに入る前までですね。もちろん、試験と採点、成績決定などがあるからです。

ということで、ペットと遊ぶ時間も削られています。明日は午前中に会議なので、そろそろ就寝の支度をしなければなりません。クリスマスツリーも出さなければいけないのに、それも明日かしら。ということで、また明日。


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庭木の剪定

秋口からずっと気になっていた庭木の剪定がやっとできました。伸びてしまった枝をばっさばっさと切り落とし、ようやく庭も心もすっきりしました。

庭と言ってもごく狭いのですが、家を建てるときに生け垣を作って庭木を植えると幾ばくかの補助金が出るというので、植木屋さんに頼んで適当な木を植えてもらったのです。余っていた木を持ってきて下さったのですが、中に結構な大木が二本あり、5段の脚立に乗り、なおかつ高枝を切る長いハサミを使ってやっと木のてっぺんに届くできるという、年寄りには少々つらい状況になっています。去年大分切って低くしたのですが、年末にはもう少し切ろうかしら。

2時間ばかりバシバシと切って、山のような枝を片付け、ゴミ集積場に持っていったらもう5時過ぎ、慌てて洗濯物を取り込むという、バタバタながらも平和な日曜日でした。

モモエジーヤは、昨日の冒険の興奮がやや残っているようで、私に色々と訴えていましたが、もにょもにょ言っているだけなのでよくわかりません。

モモエジーヤは「オオバタン」という種類で、おしゃべりも出来ますがあまり上手ではありません。「モモエジーヤ」「おはよう」「どしたの」「いい子でしょう」が、彼のレパートリーのすべてですが、機会があればまだ覚えられるかも知れません。何しろ、カナリアのさえずり訓練用音源を流していたら、それっぽい歌を歌うようになりましたから。

もちろん、声質が全く違うので、本人と私以外には誰にも分かってもらえないでしょう。カナリアも、あまりに違いすぎるので影響を受けている様子はありません。

声をアップするのはお聞き苦しいので、昨日の写真をもう一枚。えさ入れを掛けるために開けたスリットの縁をテープで保護したのにめくって汚くしたのはもちろんMMJです。


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MMJと獣医さんに行ってきた

MMJ、モモエジーヤです。いつもの鳥の先生のところに、車で行ってきました。

家を出る直前にケースに入ってもらいましたが、なんと、1回ですんなり入り、車までおとなしく止まり木に止まっていました。ところがその後、車が走り始めたら落ち着かなくなり、底に下りたのはよいのですが、いつもならケージ前面をよじ登って止まり木に戻れるはずなのに今日は戻れません。プラスティックがつるつるで、何度やっても無理。なんで?と不思議そうに私を見るのですが、どうしてあげることも出来ません。

もちろん、つるつるの入れ物で連れて行くのは、ケースの中で動き回って怪我したりしないようにという目的なのですが、床にいるのなら犬用のキャリーケースでよかったのにな。まあ、犬猫用のケースだと、病院の診察室で奥に入ってしまって出てきてくれず、むりやり引っ張り出すことになります。コッカちゃんは比較的おとなしく出てきましたが、それはむしろ珍しいタイプで、モモエジーヤは確実に出てこないで無理に出そうとすると大騒ぎするタイプですから、それも想定して、蓋が完全に開く衣装ケースにしたのです。

それにしても、ケースの底にいると車の振動が直接伝わります。モモエジーヤは若い頃から車に乗ると酔ってしまうので、今日も気をつけてゆっくり走っていたのですが、やはり朝ご飯を少し戻してしまいました。止まり木に止まっている方がよかったのにねえ。

病院では奥の部屋で検査用の血液を採ってもらいましたが、案の定、ぎゃー!ぎゃー!という恐怖の叫び声が待合室まで響き、よい子を連れてきていた飼い主さんたちを失笑させました。まあ、これは、大型オウムならでは、彼らはとても臆病なのです。

帰り道では、半分くらい止まり木に止まっていてくれました。夕方の世田谷区、外の風景が見たかったようです。怖かったことは忘れてくれたでしょうか。痛くはなかったはずなので、しばらくすれば忘れるでしょう。

帰宅後、鳥かごの扉を開けたら一目散に入ってお水を飲みました。お疲れ様でしたね。

夜、病院からお電話を頂き、血液検査で異常は発見されなかったとのこと。ほっとしました。コッカちゃんの分も、元気で長生きしてもらいましょう。


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オウムキャリーケース完成

衣装ケース改造オウムキャリーケース、完成しました。ピンボケのように見えますが、ケースが乳白色なのでこんな写真になりました。

止まり木は、オウムの鳥かごに取り付けられるネジ付きのもので、何年か前に購入したものです。衣装ケースの本体横に穴を開け、ネジで留めました。

モモエジーヤははじめは怖がっていましたが、2回目のトライでみごと入って止まり木に止まりました!蓋をして写真を撮ってみましたが、ご覧の通り、ちょっと心配そうですが怖がってはいません。

このあとモモエジーヤを思い切り褒め、ケージに戻しました。

これで、土曜日は安心して病院に連れて行けます。

モモエジーヤが大丈夫そうなので、ケースの天井と蓋に空気穴をたくさん開け、さらに横に切れ目を入れてえさ入れを取り付けられるようにしました。えさ入れ取り付け口は、空気口もかねて大きめにあけ、ちょっと指を入れて運搬中にモモエジーヤをなでてあげられるようにしました。

結構大きなケースなので、カートに乗せて運ぶことになります。週末は寒そうなので、車から降りたら毛布でくるんでカートに乗せることになりそうです。

明日は東京でお仕事ですが、帰宅したら、もう一度練習してみます。モモエジーヤの好きなリンゴを中で食べさせてあげようと思っています。ここに入ればいいことがある、と思ってもらうためです。彼はとても用心深く小心者なので、怖いと思ってしまうと修正に時間がかかります。獣医さんを気に入ってくれるとうれしいのですが、どうかしら。


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訓練中

前回の投稿からしばらく空いてしまいました。コッカちゃんがいなくなったことは実は堪えているのかも知れません。35年も一緒にいたのですから仕方ないですよね。

コッカちゃんが癌になったことで、他の鳥についても心配になりました。同じ頃に家に来たオウムが、あと2羽いるからです。

1羽はいったん売られてお店に出戻ってきた雄のオウム、モモエジーヤ。変な名前ですが仕方ありません。オウムの名前の多くは自己申告ですから。つまり彼は、家に来たときから「モモエジーヤ」ってしゃべっているのです。きっと前の飼い主さんがつけた名前なのでしょう。

もう一羽は、ある方がスーパーに行って買い物をして駐輪場に戻ったら、自転車の買い物籠に止まっていたというキューちゃん。九官鳥みたいですが、これも自己申告です。見つけた方が家に連れ帰ったら、キューちゃんは叫び声を上げながらご主人を追いかけ回してかみついたそうで、飼育困難と判断され、元の飼い主さんも見つからず、巡り巡って、結局家の鳥になりました。モモエジーヤより小さい種類なのですが、家で一番強い威張りん坊です。

この2羽も、順番に獣医さんで血液検査をしてもらうことになり、まずはモモエジーヤを土曜日に連れて行きます。で、昨日から、まずはモモエジーヤをペットキャリーに馴らそうとしたのですが、どうもキャリーを怖がるのです。

廊下の端にキャリーを置き、離れたところにモモエジーヤを下ろして私だけキャリーの近くに移動し、「おいで」と呼ぶと、すぐ近くまでは来るのですが、横目でキャリーを見ながら私の後ろに隠れてしまいます。とても用心深いのです。

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仕方が無いので、衣装ケースを注文しました。これを縦にして空気穴を開けて止まり木を取り付け、オウムの運搬用ケースとして使っている方がいらっしゃるので、まねして見ようと思います。これなら、止まり木に止まった姿勢で移動できますし、入るときも頭を下げずに済みます。鳥は、上に上るように移動する方が気が楽なのです。

衣装ケースは明日届くので、木曜は工作の日になりそうです。


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お弔い

昨日の日曜日、コッカちゃんのお葬式をしました。と言っても私一人で、地元の火葬場でお骨にしてもらい、小さな骨壺に入れてもらって、家に連れて帰ってきただけです。人間と違い、罪も悪もない動物には、成仏をお願いする必要はないと私は信じています。ペットのお葬式が必要なのは飼い主の心の整理のためです。

地元の葬儀屋さんに電話をしたら、母の葬儀でお世話になった方がいらっしゃって、話はスムーズに進みました。獣医さんで検死を終え、きれいにしてもらったコッカちゃんは金曜日に家に戻ってきましたので、土曜日がお通夜、日曜日がお葬式ということになります。

土曜日にはお花を6把買ってきました。3把はコッカちゃんの棺(家にあった、本が入っていた段ボール箱ですが)にいれ、1把は花瓶に飾りました。写真も、プリントアウトして家にあった写真立てに入れました。

お花の残り2把は人間のお墓用です。コッカちゃんは父にも母にもかわいがられていたので、日曜の午後はそちらにも報告に行ってきました。

獣医さんに検死結果を教えて頂いたときに、コッカちゃんは肝臓そのものは無事だったので、亡くなる直前まで痛みや苦しさはなかったでしょう、と説明して頂けました。それを伺い、コッカちゃんが亡くなる朝もリンゴをねだっていたことを思い出し、どんな感じだったのかが想像できた気がします。亡くなる前のほんの短い間を除き、痛かったり苦しかったりはなかったようで、コッカちゃんのためにはよかったと思えました。

また、日曜の夜にネットで調べ物をしていたとき、偶然仏説阿弥陀経のことを知りました。お釈迦様がお弟子さんたちに極楽のことを説明するというお経なのだそうですが、この中に、極楽には六種の鳥がいて、皆で朝夕に合唱し仏法の尊さを教えているという一節がありました。その鳥の一つが「鸚鵡」だというのです。私は仏教徒ではありませんが、このWikisourceの記事を見つけて、コッカちゃんが極楽浄土でお釈迦様にかわいがられている様子を思い浮かべ、悲しい気持ちが引いてゆきました。

寂しさが薄れるには時間がかかるでしょうが、私も元気出してやってゆきますよ、コッカちゃん。


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ありがとう、さようなら

今日、突然、コッカちゃんとのお別れがやってきました。

朝、コッカちゃんの部屋に行ったら、いつもとは違う静かな様子に異常を感じ、かごの床を見たら排泄物が少なく、しかも小さな血便が。これはまずいと思い、仕事の休憩時間に病院に電話し、午後3時半に予約を入れました。

午前の仕事を終えて家を出たのが午後1時半、コッカちゃんは食餌をせず、水分を戻してしまうので、脱水が怖いと思った私は、朝リンゴを一かけあげました。リンゴはコッカちゃんの好物なので、喜んで食べたのですが、家を出る前に見たら、かごの床にリンゴを戻した跡が。

コッカちゃんはケースにおとなしく入りました。これに入ると獣医さんに連れて行ってもらえるのを知っているのでしょう。この時は「入院かな」という程度の心配はしていました。

高速から下り、一般道に入ってしばらくしたら、コッカちゃんがケースの奥にいるのに気がつきました。あれ、もしかしたらこれはかなり危ない。コッカちゃんはケースに入れて車の助手席に乗せると、いつも私に近いところに来て、「頭なでて」と呼ぶのです。今日はそのそぶりがない。

赤信号で止まったときに、コッカちゃんをケースから出し、膝に乗せました。コッカちゃんはもう半身を起こせません。なんとか頑張って、とお願いしながら運転したのですが、獣医さんにつく前に力尽きてしまいました。4回、苦しそうに叫び、私の顔を見たまま、動かなくなったコッカちゃんを膝に乗せて、獣医さんまで連れて行きました。

せっかく丁寧に手術して頂いて、傷口もきれいに治ったのに。先生も看護師さんもあんなに喜んでくれたのに。まだしばらくは一緒にいられると思ったのに。

がっかりなさった顔の先生に遺体を預けて家に帰ると、すぐに電話があり、検死の結果を教えてくださいました。死因は肝臓でした。肝臓が大出血を起こしたのです。苦しかったでしょう。さらに、組織検査をお願いしました。

大手術のあとすぐに退院できたのにも、家で3ヶ月弱、毎日楽しそうに暮らしてくれたのにも、1日しか苦しまなくて済んだことにも、感謝するしかありません。ありがとう、コッカちゃん。金曜日にお迎えにゆきます。

男の子?女の子?

今年の春にかえったカナリアは3羽いるのですが、そろそろ男の子・女の子がわかってくる時期になりました。男の子はさえずりを始めるのです。

大人のオスたちは、いま毎日さえずっていますが、若者は気をつけて聴いていないと、さえずりのまねごとなのか単なる呼び鳴きなのかわかりません。喉を震わすようなころころ、という音が入るかどうかがポイントです。

仮にハートさんと名付けた一羽が「ころころ」と言ったようなので、昨日から小さいケージに入れて様子を見ています。と思ったら、しろさんと名付けた若者も、今朝「ころころ」と言ったような・・・。明日、もう一度確認しましょう。

男の子か女の子かがはっきりしたら、名前を付け直します。今は女子が少ないので、女子だったらいいんだけどなあ。でも、元気ならどっちでもいいです!ここしばらくは、やきもきする日々が続きます。


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今年お初の椿

今年初めての椿が咲きました!

22年前に亡くなった父が生前かわいがっていた椿で、これとあと1本、植木鉢に植わっていたのを、15年ほど前、今の家に引っ越した時に地面におろしたのです。毎年きれいな花を咲かせて楽しませてくれます。とりあえず切って、仏壇に供えました。

椿の花は花ごと地上に落ちるので縁起が悪いとか言いますが、父が好きでしたし、そもそもお寺にも多くお茶席でも使いますから、特に気にすることもないと思っています。ただ、仏壇で花が落ちないように、2日ほど飾ってから下げて、別のところに飾ることにしています。

この椿は八重で斑入りで華やかな花なので、植え替えてちゃんと根付くかどうか心配だったのですが、心配は無用で、特に何もしなくても丈夫に育っています。父の花木としては、椿を2本と、ライラックとローズマリーを持ってきたのですが、ライラックもローズマリーも生き残れませんでした。理由はわかりませんが、日当たりがあまりよくないのも一因だったでしょう。数年して、急に枯れてしまいました。

椿は日本の風土に合っているのでしょうね。


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ふんわり

コッカちゃんの左半身、羽がだいぶ生えてきました。左側から写真を撮っても、もう痛々しさはありません。

しっかりした翼の羽と違い、ふんわり柔らかい羽なので、なんだか頼りない感じではありますが、皮膚が見えて寒そうだった頃と比べると、かなり健康的になりました。

呼び鳴きの声にもだいぶ力が感じられ、ケージから出て遊ぶ時もバランスを上手にとっています。あ、でも、今日は、体重量るときに慌てて止まり木から落ちました。両足で立てましたし、低い位置からだったからけがはしませんでしたが、本当に気を付けないといけません。

そろそろ手術後2か月、来月の診察でレントゲンを撮るのですが、何事もないことを祈るのみです。楽しそうなコッカちゃんを見ていると、このまま長生きしてくれそうに思いますが、寿命は誰にもわかりません。

せめて生きているうちは、楽しく過ごさせてあげたいです。


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