ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツが亡くなったというニュースを聞いたのは8月の24日、そのとき思い出したのは映画『ギミー・シェルター』と同時上映されていた『アイラブチャーリー』という映画でした。そのときすでに古い映画でしたが、よい映画だった記憶があり、もう一度観たくなりました。

すぐにアマゾンで探したら、ありました。原題はCharlie is my Darlingで、1965年のアイルランドツアーの記録映画です。まだ20代の、初々しいストーンズが楽しめます。

映画はミックの短いインタビューから始まります。ファンの声、ブライアンとビルの声、そしてThe Heart of Stoneが流れる間に、映像はファンに囲まれるストーンズを映します。驚くほどのファンとの距離の近さ、ガードマンもいないので、なんと、若い女子がキースを触り邦題!このときコンサートに行ったアイルランドの女子は、このことを一生忘れないでしょうね。

曲はDon’t Play with Meを挟んでライブ会場でのThe Last Timeと続き、会場は大盛り上がり、次のTime is on my Sideが始まっても黄色い声援はやまず、It’s All Rightになだれ込みます!

この映画で微笑むチャーリー・ワッツを観て、私と友人は彼のファンになったのでした。(もう一人の友人はかたくなにブライアン・ジョーンズに忠誠を誓っていましたが。)

楽屋で、キースの生ギターで歌うSiiting on the FaceやTell Meを聴き, 移動中の列車の仲で楽しそうに歌を歌うミックやブライアンを観ていたら、 ただただほのぼのした気分になりました。彼らが、実に楽しそうに歌うからです。

このあと、彼らに何が起きたかは考えなくてよいでしょう。当時の彼らと一緒に、まだ世界のスーパースターになる前のスト-ンズ、イギリスの人気バンドだったストーンズを、当時の観客と一緒に楽しめました。

チャーリー・ワッツは、素晴らしい人生を送ったのだと信じたいです。

懐かしい映像を見たくなった方、これが一番安いです。リージョン0なので、日本でも観られます。(私はPCで観ていますが、プレイヤーでも観られるはずです。)


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