コッカちゃん、今日は車で片道2時間弱の獣医さんまで行ってきました。小型犬用のハードキャリーケースに入れて行ったのですが・・・。道中は、えさを食べているか、ケースのドアを壊しているかの狼藉っぷり。(えさを食べるのは狼藉じゃないですね。)なんとか獣医さんまでは持ちましたが、途中でガムテープを買い、帰りはしっかりドアを閉めて帰ってきました。

そもそもコッカちゃん、今まで35年の間は、とてもおとなしいオウムでした。大声で叫ぶこともほとんどなく、かみついたり鳥かごを壊したりもしません。コッカちゃんの鳥かごは、35年間使っていたというほど、おとなしいオウムだったのです。(鳥かごは、今回を機に新しいのに買い換えました。)それが、一体どういう心境の変化でしょう。

ちなみに、我が家のオウムを取り上げても、コッカちゃんと同じ種類で雄のキューちゃんというオウムは、鳥かごを1年に少なくとも一つは壊しますし、知らない人や鳥を見かけるとまずは大声で威嚇します。雄のオウムとしてはこれがごく普通の行動です。

Photo by Scot Mulligan on Pexels.com

メスだからおとなしいのかというとそうでもなく、メスでも、大声を出したり鳥かごを壊したりするのは当たり前で、種類は違いますがピンキーちゃんというオウムは、定期的に奇声を上げ、止まり木は1週間と持ちません。叫ばず壊さずというコッカちゃんは、オウムとしては例外的におとなしかったのです。

でも、どうやら、理由なく襲ってきた痛みから解放され、入院という新しい経験に触発されて、コッカちゃんは変身したようです。プラケースの蓋から始まって、ついに堅いキャリーケースのドアを壊したコッカちゃんは、帰りの車の中でご機嫌で「ごにょにょ」としゃべっていました。病院でも家でも「コッカちゃん」と呼びかけられていたので、真似したくなったのかしら。35年間、おしゃべりしたことなかったのに。

新生コッカちゃん、これからどうなるのか楽しみです。

病気は、やはり悪性腫瘍でした。転移の可能性もあり得るので、これからは先生のご指導を受けながら、慎重に世話してゆくことになります。でも、楽しくやって行こうね、コッカちゃん。


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