先週の日曜日に緊急手術を受けたオウムのコッカちゃんですが、昨日退院してきました。

通常、手術後1週間で退院なのだそうですが、コッカちゃんは驚くほどの回復力で、もう自力でえさを食べ薬入りの水を飲み、体重も少しずつ増えてきていることから、家に帰っても大丈夫という判断に至りました。

朝から2時間おきに様子を見ています。

入院生活では多少なりとも緊張していたのが、家に帰ると飼い主に甘えてわがままになり、えさを食べなくなったり遊んでほしがったりするのは、動物も人間も変わりません。で、それに付き合って遊んでしまったり、甘やかして好きな物ばかり与えたりすると、せっかく良くなっていた体調が悪化し、再入院ということもあります。特に今回は大手術でしたから、人間で言えば絶対安静が必要なのです。退院でうれしいのは飼い主も同じですが、私も、ここはじっと我慢です。

ですから、家ではプラスティックの水槽に入れ、部屋はエアコンで26℃に設定し、他の鳥と離して静かにしています。まだ外で遊べませんし、せいぜい頭をなでてやるくらいしかできません。えさは、普段食べていた鳥用のフードをやっていますが、食べやすいように少し小さいサイズのを与えました。

野菜や果物のような水分の多い食べ物は、飲み水を飲まなくなるといけないので与えられません。飲み水には薬が入っていて、この鳥が飲む量から濃度が計算されているので、飲む水の量が少なくなると薬が充分飲めなくなってしまうからです。

薬を口から飲ませる方法もありますが、鳥は大変嫌がりますし、何よりも、えさも水も自分で食べよう、飲もうという気持ちが生きる意思につながります。生きる意思さえあれば、鳥は自分の力で治ってゆきます。飼い主にできることは、えさと環境を準備してそっと見守ることだけです。

昨日の輸送の疲れか、今朝の体重は病院で計ったときより10gくらい減っていました。明日は増えていてくれますように。

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