続きです。
コバタン(コッカちゃんといいます)の手術は、およそ4時間近くかかる大手術だったそうですが、獣医の先生が力を尽くして下さり、がん化した組織はすべて取れ、麻酔からも無事目覚めたとご連絡頂いたときは心底ほっとしました。
今日の夕方、病院に電話して様子を聞いたところ、普段のえさを食べていて、術後に予想された麻酔の副反応なども無く、傷口をかじったりもせず、おとなしく過ごしているとのことでした。しばらくは入院生活を送ることになりますが、先生も看護師さんたちも信頼できる、とても良い病院なのです。

先生は「ここ数年で一番の大手術」とおっしゃっていました。人間の医学も動物の医学も、病気を治したい、患者(患鳥)を痛みや苦しさから救いたい、と考える立派な先生方がいらっしゃるお陰で成り立っているのだとつくづく思います。
人間の病院では、コロナで重症化した患者さんを診察しきれない、入院させられないという状況が続いています。お医者様や看護師さんはじめ、医療に携わる方々はどれほど良心の痛みを感じていらっしゃることでしょう。少々の不便は我慢しなくては、と改めて思いました。